松の葉が茶色くなったとき、いちばん気をつけたいのは「マツ材線虫病(松くい虫)」です。夏から秋にかけて、短い期間で木全体が赤茶色になり、ほとんどの場合そのまま枯れてしまいます。一方で、毎年秋に古い葉が黄色くなって落ちるのは自然なことです。
このページでは、松が茶色くなる原因の見分け方と、守るための予防、枯れてしまったときの対処をまとめました。Takezo Farm(タケゾーファーム)には樹木医・松保護士が在籍し、出雲の庭の松を40年にわたって手入れしてきました。
- 樹木医・松保護士が在籍
- 創業1984年・施工3,000件
- しまね景観賞 3度受賞
- LINEの一言相談は無料
まずはチェック|その茶色、心配なもの?
| こんな様子 | 考えられる原因 | 急ぎ度 |
|---|---|---|
| 夏〜秋に、木全体が短い期間で赤茶色になった | マツ材線虫病(松くい虫)の可能性が高い。マツノマダラカミキリが運ぶ小さな線虫が、松の水の通り道をふさぎます | すぐ相談 |
| 幹を傷つけても、ヤニ(松脂)がほとんど出ない | 木が弱っているサイン。マツ材線虫病のときによく見られます | すぐ相談 |
| 一部の枝だけが茶色い | 枝の病気、虫、雪や風で枝が傷んだ、など | 早めに相談 |
| 葉に毛虫がいて、葉が食べられている | マツカレハなどの害虫。数が多いと木が弱ります | 早めに相談 |
| 工事や盛土のあとから、じわじわ葉が少なく色が悪い | 根が傷んで水や養分を吸えていない | 早めに相談 |
| 秋に、内側の古い葉だけが黄色くなって落ちる | 古い葉が入れ替わる自然な現象。外側の新しい葉が緑なら心配いりません | 様子を見てOK |
※あくまで目安です。マツ材線虫病かどうかは、枝から線虫を確認するなどして判断します。
マツ材線虫病(松くい虫)は「予防」がいちばん大切
マツ材線虫病は、発症してしまうと治すことがとても難しい病気です。だからこそ、大切な松はかかる前に守ることが何より大切です。
樹幹注入幹に薬を入れて、線虫が増えるのを防ぎます。一度の注入で数年効果が続く薬もあり、庭の大切な松を守る方法としてよく使われます。
薬剤散布線虫を運ぶカミキリムシが出てくる時期(初夏)に合わせて、枝や葉に薬をまきます。
木を元気に保つ正しい剪定や、根に空気と養分を届ける土づくりで、木そのものの体力を保ちます。
枯れてしまった松は、早めに伐採を
マツ材線虫病で枯れた松の中では、次の年に線虫を運ぶカミキリムシが育ちます。そのままにしておくと、自分の庭やご近所の元気な松にまで広がるおそれがあります。カミキリムシが出てくる前に、伐採して適切に処理することが大切です。
また、枯れた松は時間がたつと幹がもろくなり、台風や雪で倒れる危険も高まります。伐採・抜根・庭じまいについては伐採・庭じまいのページをご覧ください。
ご相談の流れと料金
- LINEで写真を送る(無料)
松の全体と、茶色い部分のアップを送ってください。急いだほうがいいかどうかをお答えします。 - くわしく知りたい方は、写真で診断(web診察)
樹木医が写真から原因と手当ての方法を見立てます。1本 5,500円(税込)。 - 必要なら現地で診断
樹木医が伺い、くわしく調べてカルテを作ります。1本 33,000円(税込)+交通費。 - 予防・治療・伐採のご提案
守れる松は予防と手入れを、守れない松は安全な伐採をご提案します。
料金の詳細は樹木クリニックの料金表をご覧ください。
こんなときは、ほかのページも
松以外の木が枯れてきた症状から原因を見分けるチェック表。
松の手入れを毎年任せたい剪定・消毒・施肥を年間でまるごとお任せいただける「サッパリーズ」。
よくあるご質問
- Q. 松くい虫にかかった松は治せますか?
- A. 発症して木全体が赤茶色になってからでは、回復はとても難しいのが実情です。だからこそ、元気なうちに樹幹注入などで予防することをおすすめしています。
- Q. 予防の樹幹注入はいつ行えばいいですか?
- A. 薬によって時期が決まっています。松の大きさと状態を見て、最適な時期と薬をご提案します。まずは写真でご相談ください。
- Q. 枯れた松はすぐに切らないといけませんか?
- A. マツ材線虫病で枯れた松は、次の年に線虫を運ぶカミキリムシの発生源になります。ご近所の松を守るためにも、早めの伐採と処理をおすすめします。






