「工事は何日くらいかかりますか」。ドットコン+のお見積りをお出ししたあと、ほとんどのお客様がこう聞かれます。そしてそのすぐ後に続くのが、「そのあいだ、車はどこに停めたらいいですか」。
じつは、この2つ目のご質問のほうが大事です。舗装工事は家の中のリフォームと違って、暮らしの出入り口そのものを一時的に止める工事だからです。私たちTakezo Farmは、ドットコン+の正規パートナー施工店として、出雲市・松江市・米子市を中心に、製品のご説明から現地調査、お見積り、施工まで一貫してお引き受けしています。今回は性能や費用の話ではなく、着工から引き渡しまで、現場で何が起きて、そのあいだ暮らしがどうなるかを、工程の順に正直にお話しします。
「工事のあいだ、車はどこに停めればいいですか」
駐車場の舗装をやり替えるということは、その期間そこに車を置けない、ということです。通勤、保育園の送り迎え、通院、宅配便の受け取り。当たり前に使っていた場所が、数日から1週間ほど使えなくなります。
ですから私たちは、仕様を詰めるより先にこの話をします。近くに月極の空きがあるか、道路に一時的に寄せられる時間帯があるか、ご実家や親戚の敷地をお借りできるか。2台以上お停めのご家庭では、敷地を半分ずつ区切って工事を進める段取りが取れないかも一緒に考えます。ドットコン+は大がかりな掘削をせずに施工でき、段階的に導入できるので、この「半分ずつ」がやりやすいほうの舗装です。

着工の前に|日程を決めるとき、こちらが気にしていること
「いつでもいいですよ」とおっしゃっていただいても、こちらから条件を絞ってご提案します。理由は単純で、途中で止められない工程があるからです。
- ご家族の車を本当に外に出せる期間はいつか(連休・出張・行事のタイミング)
- 週間予報を見て、コンクリートを流し込む日に雨がかからないか
- 生コン車やダンプが停まれる時間帯(通学路なら朝夕を外す)
- ご近所への挨拶をいつ回るか
とくに山陰は、秋から冬にかけて雨と雪の日が続きます。「この週で必ず終わります」と言い切れない時期があるのは事実なので、そこは着工前に正直にお伝えしています。
【1】解体と搬出|いちばん音が出て、いちばん埃が立つ日
既存が土間コンクリートの場合は、まずそれを壊します。機械で割って、割った塊をダンプに積み、処分場へ運ぶ。工事全体でいちばん騒がしく、埃の出る工程です。ご近所への挨拶を必ずこの日の前に済ませるのは、そのためです。
厚みがあったり、中に鉄筋が入っていたりすると、壊す手間も運び出す量も増えます。逆に、いまが砂利敷きや土のままであれば、この工程はぐっと軽くなります。お見積りが敷地ごとに変わるのは、この「壊して運ぶ量」の差が大きいからです。
【2】下地づくり|見えなくなる工程に、日数を使わせてください
解体が終わったら、地面を掘り下げ、転圧(重い機械で地面を締め固めること)をかけ、砕石を敷いてまた締めます。仕上がってしまえば誰の目にも触れない部分ですが、私たちが最も時間を使うのはここです。
そしてこの工程が、いちばん天候に振り回されます。雨が降ると地面が水を含んで柔らかくなり、無理に締めても効きません。そういう日は作業を止めて乾かします。「今日は何もしていないように見えるかもしれませんが、待っている時間です」と、あらかじめお伝えするようにしています。
なお、ドットコン+は水勾配(水を流すために地面につける傾き)をつける必要がありません。傾ける代わりに、水は舗装面からその場で下へ抜けていきます。玄関ポーチや道路との高さの取り合いに悩む場面が減るぶん、下地づくりは「傾ける」ことではなく「平らに、しっかり」に集中できます。
【3】パーツの敷設|現場が急に静かになる日
ここからがドットコン+らしい工程です。再生PP(リサイクルされたプラスチック)でできた高さ100mmの格子状パーツを、下地の上に並べていきます。直線・X字・T字・L字・I字・Y字といった形があり、敷地の形に合わせて割り付けていきます。
この日は現場から重機の音がほとんどしません。ドットコン+は鉄筋を組む必要も、型枠を建てる必要もないからです(鉄筋は一部の条件で必要になる場合があります)。鉄筋工事も型枠工事も、本来なら職人の手と日数がかかる工程です。それが工程表から丸ごと消えるので、駐車場が使えない日数そのものが短くなります。

【4】コンクリート打設|天気予報とにらめっこする一日
並べたパーツの格子の中へ、コンクリートを流し込みます。工事全体で唯一、「その日にやり切らないといけない」工程です。生コン車の手配は前日までに確定させる必要があるので、この時期は何度も予報を見直します。
打ち終わった直後は、まだ普通のコンクリートに近い見た目のこともあります。そこから表面を仕上げていくと、格子の目地(パーツの継ぎ目にあたる細い線)がタイルの目地のように現れて、いわゆる土間コンクリートの駐車場とは違う表情になります。

【5】養生|「もう乗れますよね?」に、まだですとお答えする期間
打設の翌日には、表面は固まって見えます。触っても手につきません。それでも、車を乗せていただくにはもう少し時間が必要です。コンクリートは表面から乾いていくのではなく、内部で固まっていくものだからです。この待ち時間を養生(ようじょう)と呼びます。
工事のなかで、お客様にいちばんご不便をおかけするのがこの期間です。作業員は誰もいないのに、車は置けない。「早く使いたい」というお気持ちはよく分かりますが、ここで急いで乗せると、後々の割れの原因になります。何日空けていただくかは気温や季節で変わるので、その現場ごとに日にちを区切ってお伝えし、こちらの都合で短縮することはしません。
引き渡しのとき、ご一緒に確認していること
養生が明けたら、現地でお客様と一緒に見ていただきます。そこでお話しするのは、きれいになりましたね、という話だけではありません。
- 目地の位置と、水がどこから抜けていくか
- 落ち葉や土が目地に溜まってきたときの、掃除の仕方
- 敷地の中で、雨のときに水の集まりやすい場所
- 車以外の使い方をされる場合の注意点(自転車のスタンド、来客時の停め位置など)
とくに敷地に落葉樹があるお宅では、秋に目地の上へ落ち葉が積もります。放っておくとその部分だけ水の抜けが鈍くなるので、落ち葉の季節に一度掃いていただければ十分です、とお伝えしています。

工事中、こちらからご連絡すること・お願いすること
着工したらあとは職人任せ、にはしません。工事のあいだ、私たちからは次のようなご連絡をします。
- 雨で作業を止めた日と、それで日程がどう動くか
- 掘ってみて分かったこと(想定より地面が柔らかい、古い基礎が出てきた、など)
- 打設日の確定連絡と、当日の車の出し入れができる時間
逆にお願いしたいのは、ひとつだけです。「これ、聞いてもいいのかな」と思われたことは、遠慮なくその場で職人か担当にお声がけください。舗装は一度仕上げてしまうと、あとから直すのに手間のかかる部分です。工事中のひと言で防げることが、いくつもあります。
まとめ|工事の日数は、暮らしが止まる日数です
ドットコン+には、鉄筋を組む工程も、型枠を建てる工程も、水勾配を計算して地面を傾ける工程もありません。工程が減るというのは、単に工事が楽になるという話ではなく、お客様が駐車場を使えない日数が短くなるということです。私たちが工期の話を大事にしているのは、そこに直結するからです。
そして工事が終わって最初のひと雨が降ったら、ぜひ一度、駐車場を見に出てみてください。水たまりができずに面がすっと濡れて、そのまま下へ抜けていく。工事のあいだご不便をおかけした分は、そこから毎日の暮らしで返ってくる部分だと思っています。

出雲市・松江市・米子市エリアで駐車場の舗装をお考えの方は、Takezo Farmまでご相談ください。ドットコン+の正規パートナー施工店として、現地を見せていただいたうえで、工事の日程と、そのあいだの車の置き場所まで含めてご提案します。
出典・参考
- 本記事に掲載している写真・図版は、Dotcon+公式サイト「Dotcon+(ドットコン+)とは」(https://dotcon.com/concept-dotcon-plus/)より引用したものであり、著作権は同サイトの権利者に帰属します。
- 製品仕様および性能値(100kN、厚さ100mm、150mm相当、パーツ形状、鉄筋・型枠・水勾配の要否 など)は、Dotcon+公式サイトの公表値に基づいています。
- 仕様・価格は変更される場合があります。最新の情報は必ずDotcon+公式サイトをご確認ください。
- 施工手順・日程・養生期間などに関する記述は、正規パートナー施工店であるTakezo Farmの施工上の見解を含みます。実際の工程・工期は敷地条件・天候・季節により変動します。






