「発泡スチロールを使った壁」と聞くと、耐久性やメンテナンスの手間について心配される方も少なくありません。今回は、EPS WALL®の耐久性の仕組みと、長く美しい状態を保つためのメンテナンス方法について詳しく解説します。
EPS WALL®はなぜ耐久性があるのか
EPS WALL®は、EPS(発泡スチロール系)素材をそのまま外部にさらしているわけではありません。芯材として内部に使用し、その表面をモルタルや専用の仕上げ材でしっかりとコーティングすることで、雨風や紫外線から保護しています。この仕上げ層があるからこそ、軽量でありながら屋外の環境に耐えうる耐候性を確保できているのです。

日常のお手入れ方法
基本は水洗い・ブラッシングでOK
表面についたホコリや軽い汚れは、水で洗い流したり、柔らかいブラシで軽くこすったりするだけできれいになります。特別な洗剤や専門的な道具は必要なく、コンクリートブロック塀と同じような感覚でお手入れが可能です。
コケやカビが気になる場合
出雲市・松江市・米子市など湿度の高い時期がある山陰エリアでは、日当たりや湿度の条件によってコケやカビが発生することがあります。市販の外壁用洗浄剤を使う際は、仕上げ材を傷めないよう、目立たない場所で試してから使用することをおすすめします。気になる場合は、専門業者による洗浄やコーティングの相談も可能です。
定期的な目視点検を習慣に
年に1〜2回程度、ひび割れや仕上げ材の浮き・剥がれがないかを目視でチェックする習慣をつけましょう。早期に小さな異変に気づくことで、大きな補修が必要になる前に対処できます。台風や大雨のあとは、念のため確認しておくと安心です。
コンクリートブロック塀との耐久性比較
コンクリートブロック塀も耐久性の高い素材ですが、経年劣化によるひび割れや、鉄筋のさびによる爆裂(表面が剥離する現象)といった劣化が起こることがあります。EPS WALL®は、軽量な構造によって建物や基礎への負担が少なく、そもそも劣化の原因となる過度な応力がかかりにくいという特長があります。適切な施工とメンテナンスを行うことで、長期的に安定した状態を保つことができます。
長持ちさせるためのポイント
- 年に1〜2回、ひび割れや汚れをチェックする
- 強い衝撃を与えないよう注意する
- コケ・カビは早めに対処する
- 気になる異変があれば早めに専門業者へ相談する
特別な手間は必要ありませんが、こうした基本的なケアを続けることで、美しい外観を長く保つことができます。
まとめ
EPS WALL®は、芯材を仕上げ材でしっかり保護する構造により、軽量でありながら屋外環境に耐える耐久性を備えています。日常的なお手入れも難しいものではなく、コンクリートブロック塀と同じような感覚で管理できます。メンテナンス面でも安心して選んでいただける建材です。ご不明な点があれば、いつでもお気軽にご相談ください。
