「ウルトラファインバブル」「トルネードキャビテーション」「バイオフィルム」──トルネオプラスのご説明をしていると、どうしても聞き慣れないカタカナや専門用語が出てきます。実際にお客様から「言っていることは何となくすごそうなんだけど、正直よく分からない」と正直なご感想をいただくこともあります。
そこで今回は、いつもの「効果の話」からいったん離れて、トルネオプラスにまつわる言葉そのものを一つずつ、身近なたとえに置きかえながら解説する「用語辞典」をお届けします。言葉の意味が分かると、カタログの読み方も、他の製品との比べ方も、ぐっとクリアになります。島根県出雲市・松江市、鳥取県米子市エリアを中心に活動するトルネオプラス正規代理店・Takezo Farmが、ご相談の現場でよく使う10の言葉を選びました。

1. ウルトラファインバブル(トルネオウルトラバブル)
直径1マイクロメートル未満の、目に見えないほど小さな泡のことです。トルネオプラスが生み出すこの泡を「トルネオウルトラバブル」と呼んでいます。お風呂の入浴剤のような白くはじける泡とはまったく別物で、水の中に溶け込んでいるように見えるほど微細です。小さな隙間にも入り込んで働き、汚れやニオイにアプローチするとされています。
2. マイクロメートル(μm)
長さの単位で、1マイクロメートルは1ミリメートルの1000分の1です。髪の毛の太さがおよそ70〜80マイクロメートルと言われますので、「1μm未満」というのは、髪の毛の断面をさらに70等分したより細かい世界ということになります。トルネオプラスは、この大きさの泡を1cc(小さじ5分の1ほどの水)に数千万個生成するとされています(条件によります)。
3. マイクロバブルとの違い
よく混同されますが、両者はサイズが違います。マイクロバブルはもう少し大きく、白く濁って見え、時間が経つと水面へ浮き上がって消えていきます。一方ウルトラファインバブルは、あまりに小さいため浮き上がる力が弱く、水中にとどまり続けるという性質があります。「浮上せず消滅しない」──この持続性こそが、蛇口から出た先の洗面ボウルや、その先の配管でも働ける理由です。

4. トルネードキャビテーション
トルネオプラスが泡をつくる技術の名前です。「キャビテーション」とは、水の流れが速くなった部分で圧力が下がり、水の中に空洞(気泡)が生まれる現象のこと。船のスクリューの周りで白い泡が生じるのと同じ原理です。トルネオプラスは本体内部で水流を渦(トルネード)状にすることでこの現象を安定して起こし、電気の力を借りずに泡を生成します。特殊な構造により、水流を妨げずに微細な気泡を発生させることが可能とされています。
5. 電荷(でんか)
物が帯びている電気の性質のことです。下敷きで髪の毛が逆立つ静電気を思い出していただくと分かりやすいかもしれません。トルネオウルトラバブルはマイナスの電荷を帯びており、プラスの電荷を持つ汚れとの吸着効果によって洗浄力がアップするとされています。磁石のN極とS極が引き合うようなイメージです。

6. 吸着と剥離(はくり)
「吸着」はくっつくこと、「剥離」ははがれることです。微細な気泡が繊維と汚れの隙間に浸透し、汚れに吸着したあと、繊維から汚れを引きはがす──これがトルネオウルトラバブルの洗浄の流れです。ゴシゴシこすって落とすのではなく、「浮かせてはがす」という発想だと考えると、イメージしやすいと思います。
7. バイオフィルム
配管や排水口の内側に少しずつたまる、ぬめりのある膜のことです。「生物膜」とも呼ばれます。歯を磨かずにいると歯にできるネバつきと似たもの、と考えていただくと近いかもしれません。トルネオプラスを設置した直後、給水管のバイオフィルムが排出されることで、しばらく浮遊物が見られることがあります。これは不具合ではなく、内側にたまっていたものが押し出されているサインです。
8. スケール(水垢)
水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が固まって、白くこびりついたものです。蛇口まわりの白い曇りや、加湿器の内側にできるザラザラした付着物がこれにあたります。放っておくと落ちにくくなるうえ、給湯器や洗濯機など水を使う機器の内部にもたまっていきます。

9. 元付け(もとづけ)
家全体に水を送り込む大もとの給水管に、機器を取り付ける方式のことです。シャワーヘッドや蛇口だけに付ける「末端付け」に対する言葉です。トルネオプラスは元付けタイプなので、お風呂・洗面・キッチン・トイレ・洗濯機・屋外の散水栓まで、蛇口を選ばずウルトラファインバブルの水が届きます。1か所ずつ買い足す必要がない、というのが元付けの大きな利点です。
10. SUS304・20A・ランニングコスト
最後は、仕様書でよく見かける3つをまとめて。
- SUS304……ステンレスの規格名。サビに強く、キッチンのシンクや調理器具にも使われる素材です。トルネオプラス本体(型番TP-20)はこのSUS304製で、重量は約500g、大きさはφ36mm×98.5mmと手のひらに収まるサイズです。
- 20A……配管の太さ(口径)を表す呼び方で、直径およそ20ミリの管を指します。一般的なご家庭の給水管でよく使われるサイズです。
- ランニングコスト……買ったあとに継続してかかる費用のこと。トルネオプラスは電源もフィルター交換も不要で、特別なランニングコストは発生しませんとされています。メンテナンスも不要で、保証期間は15年です。
おまけ:「浄水器」との関係もよく聞かれます
用語の話とあわせて、よくいただくご質問がもう一つ。「浄水器と一緒に使えますか?」というものです。公式には、浄水器との併用は問題なく設置が可能で、浄水と洗浄のW効果が得られるとされています。浄水器は「飲む水をきれいにする」ための道具、トルネオプラスは「洗う水の力を変える」ための道具。担当している役割がそもそも違うので、どちらかを選ぶというより、組み合わせて考えていただける関係だとご理解ください。すでに浄水器をお使いのご家庭でも、外していただく必要はありません。
言葉が分かると、選び方が変わります
専門用語は、知らないうちは「なんとなくすごそう」で終わってしまいますが、意味が分かると比較の物差しになります。たとえば「元付けか末端付けか」を知っていれば、家中で使いたいのか浴室だけでいいのかという判断ができますし、「電源が要るかどうか」「フィルター交換があるかどうか」を確認すれば、10年先までの費用が見えてきます。
Takezo Farmはトルネオプラスの正規代理店として、こうした言葉の意味からご説明することを大切にしています。「泡が汚れを落とします」という一言で終わらせず、なぜそうなるのかまでお伝えしたうえで、ご納得いただいてから導入していただきたいからです。
出雲市・松江市・米子市エリアを中心に、現地でのご相談・お見積もりを承っております。「カタログのこの言葉はどういう意味?」「うちの配管でも付けられる?」といった素朴な疑問こそ、遠慮なくお寄せください。分からないままにしないことが、水まわりの道具選びでいちばん確かな近道だと考えています。


