駐車場の水たまり、あきらめていませんか?施工店が現場目線で解説する次世代透水舗装「ドットコン+」|出雲市・松江市・米子市の外構

「雨あがりの駐車場に、いつも同じ場所だけ水たまりができる」——出雲市・松江市・米子市で外構工事をしていると、エリアを問わず毎年いただくご相談です。

Takezo Farmは、ドットコン+の正規パートナー施工店として、この舗装材を実際に扱っています。今回はカタログの言葉をなぞるのではなく、外構の現場を預かる施工店の目で見て、ドットコン+のどこが効くのかをご説明します。

水たまりは「施工の粗さ」ではなく「構造」から生まれる

先に申し上げておきたいのは、駐車場の水たまりは、たいてい職人の腕の問題ではないということです。

土間コンクリートは水を通しません。ですから雨水を逃がす方法は、傾斜をつけて横へ流す、これひとつしかない。この傾斜を「水勾配(みずこうばい)」と呼びます。

ところが現場では、その水勾配が思うように取れないことが本当に多いのです。道路の高さ、隣地との境界、玄関ポーチの高さ、給排水桝の位置——舗装の高さは、周りのすべてに縛られています。「あと2cm下げられれば水は切れるのに、下げると玄関に段差ができる」。私たちが日常的にぶつかる壁が、まさにこれです。

しかも山陰は雨と雪が多い。梅雨と秋の長雨、そして冬の融雪水。出雲市も松江市も米子市も、地面が濡れている時間が一年のうちかなりの割合を占めます。勾配だけで戦うには、正直なところ条件の厳しい土地です。

だから私たちは、水を「流す」以外の答えを探してきました。

ドットコン+は、水を「その場で落とす」舗装

ドットコン+で仕上げた舗装面。細い黒い目地でタイル状に区切られている
出典:Dotcon+公式サイト(https://dotcon.com/concept-dotcon-plus/)より引用

ドットコン+は、重荷重に対応した次世代の透水舗装材です。再生PP(ポリプロピレン)でつくられた格子状のパーツを地面に敷き並べ、そこへコンクリートを流し込んで仕上げます。

完成すると、細い黒い目地で区切られたタイルのような表情になります。そしてこの目地が、そのまま雨水の通り道になります。

水を横へ流すのではなく、降ったその場で下へ落とす。透水・表面貯留・浸透という3つの働きが、舗装そのものに組み込まれている。ここが土間コンクリートとの決定的な違いです。

施工する側として何よりありがたいのは、勾配の呪縛から解放されることです。水平に仕上げてよい。段差をつくらなくていい。これまで頭を悩ませてきた敷地の高さ関係が、そのまま設計の自由度に変わります。

現場から見た、ドットコン+の3つのポイント

1|「あと2cm」に悩まなくていい

雨に濡れたドットコン+の路面。目地に沿って水が引いていく
出典:Dotcon+公式サイト(https://dotcon.com/concept-dotcon-plus/)より引用

水勾配が取れない敷地——旗竿地の奥、道路と高低差のない前面、建物に囲まれた中庭。こうした場所は、これまでなら「水たまりはある程度ご容赦ください」とお伝えするしかありませんでした。

ドットコン+なら、水平に仕上げても水は残りません。雨水浸透桝(うすいしんとうます=雨水を地中へ浸み込ませる桝)や地下貯留槽といった付帯設備も要らないので、掘削も配管も減ります。敷地が狭いほど、この差は効いてきます。

2|ひび割れの「逃げ場」があらかじめ作ってある

土間コンクリートで数年後にいただくご相談の筆頭が、クラック(ひび割れ)です。コンクリートは乾燥や気温で伸び縮みしますから、広い面を一枚で打てば、力はどこかへ逃げようとします。私たちは目地を切って逃げ場をつくりますが、それでも思わぬところに入ることがあります。

ドットコン+は、細かな目地で最初から面を区切ってあります。荷重は一点に集まらず、面で受けて分散する。100kN(キロニュートン)の載荷試験でも安定した挙動が確認されており、厚さ100mmで150mm相当の支持性能を備えています。

100kNというのは、ざっと10トン分の力です。一般のお宅の駐車場にこれだけの余裕があるということは、宅配トラックが毎日出入りしても、将来ご家族が大きなミニバンに乗り換えても、強度の心配はまずしなくてよいということです。

3|仕上がりが「駐車場らしくない」

土間コンクリートは、どう工夫してもグレーの平面です。目地を切る、洗い出しにする、といった手はありますが、できることの幅は限られます。

ドットコン+はタイルを敷いたような仕上がりで、歩きやすく滑りにくい。玄関アプローチから駐車場まで同じ表情で続けられるので、建物のデザインに素直に合わせられます。外構全体を設計する立場からすると、これはかなり大きな武器です。

施工店として見た「工事のしやすさ」

ドットコン+のパーツを敷き並べていく施工の様子
出典:Dotcon+公式サイト(https://dotcon.com/concept-dotcon-plus/)より引用

ここは私たちの領分なので、少し具体的に書きます。

ドットコン+は、鉄筋を組む必要も、型枠を建てる必要も、水勾配を出す必要もありません。パーツを敷き並べて、コンクリートを流す。工程がここまでシンプルだと、何が変わるか。

まず、工期が読めます。土間コンクリートは配筋・型枠・打設・養生と工程が多く、そのぶん天候に振り回されます。工程が少なければ、雨で止まる回数も減ります。

そして、お客様の「駐車場が使えない期間」が短くなります。外構工事でいちばんご不便をおかけするのが、まさにここです。その間どこに車を停めるか、生活をどう回すか。工期が読めるというだけで、お客様の負担はずいぶん軽くなります。

敷き並べたパーツにコンクリートを流し込んでいく様子
出典:Dotcon+公式サイト(https://dotcon.com/concept-dotcon-plus/)より引用

もうひとつ、特別な機械や技術を必要としないため、職人の腕による仕上がりの差が出にくいという利点があります。品質が安定することは、施工する側にとっても、お客様にとっても安心材料です。

こんな場所に向いています

大型商業施設の駐車場。多様な車種が出入りする
出典:Dotcon+公式サイト(https://dotcon.com/concept-dotcon-plus/)より引用

ドットコン+が力を発揮するのは、次のような場所です。

  • 物流拠点・搬入口:大型トラックやフォークリフトが毎日行き交う
  • 商業施設・大型駐車場:軽自動車から大型車まで、車種を選ばない
  • 公共施設・再開発エリア:強度と景観、環境性能を同時に求められる
  • サービスエリア・道の駅:観光バスや大型車両の乗り入れがある

共通するのは「重い車が乗る」「面積が広い」「見た目も問われる」という条件です。ただ、この条件は規模を縮めれば、そのままご家庭の駐車場にも当てはまります。宅配トラックが毎日入る、来客の車も停める、玄関からよく見える。大きさが違うだけで、求められていることは同じです。

住宅のカーポート下の駐車スペース
出典:Dotcon+公式サイト(https://dotcon.com/concept-dotcon-plus/)より引用

雨を敷地で受け止めるということ

降った雨を地中へ浸透させ、流出を抑える仕組みのイメージ図
出典:Dotcon+公式サイト(https://dotcon.com/concept-dotcon-plus/)より引用

外構をつくる者として、もうひとつお伝えしておきたいことがあります。

舗装するというのは、それまで土が吸っていた雨水の行き先を変える工事です。水を通さない面が増えれば、雨は一気に側溝へ、水路へと集まります。短時間に強く降る雨が増えているなかで、これは一軒の敷地だけの問題では終わりません。

宍道湖・中海に近く、水路が張り巡らされた出雲市・松江市・米子市のような土地では、なおさらです。降った場所で受け止めて地中へ返す舗装を選ぶことには、ご自宅の水はけ以上の意味があります。

ご検討にあたって、正直にお伝えしていること

良いところばかり並べても判断の役には立ちませんので、ご相談のときに必ずお話ししている点を書いておきます。

  • 費用:コンクリート打設より安く収まるケースが多く、補助金の対象になる場合もあります。ただし金額は面積・下地の状態・搬入経路で大きく変わります。必ず現地を見たお見積りで比較してください。
  • 下地:舗装材が優秀でも、下の地盤が軟らかければ性能は出ません。私たちが現地で真っ先に確認するのがここです。既存の土間を壊す場合は、解体・残土処分の費用も見込んでおく必要があります。
  • 目地の掃除:水を通す目地は、砂や落ち葉が詰まれば効きが落ちます。落葉樹が近い、砂が乗りやすいといった条件があれば、事前にご相談ください。
  • 実物を見る:色も質感も、歩いたときの感触も、写真では分かりません。サンプルや施工事例で確かめてから決めていただくのがいちばんです。

まとめ|駐車場の水たまりは、あきらめなくていい

水たまりも、ひび割れも、「駐車場だからこんなもの」と受け入れられてきました。でもそれは、水を通さない素材を、傾斜だけで排水させてきたことの裏返しです。

ドットコン+は、そこに「水を通す」「面で荷重を受ける」という別の答えを持ち込んだ舗装材です。だから私たちは、これを有力な選択肢のひとつとしてお客様にご紹介しています。

Takezo Farmはドットコン+の正規パートナー施工店です。出雲市・松江市・米子市を中心に、製品のご説明から現地調査、お見積り、施工まで一貫してご対応します。

駐車場の水はけやひび割れでお困りの方、新築の外構で舗装をどうするか迷っている方は、お気軽にご相談ください。敷地の広さ、道路との高低差、車の使い方をうかがったうえで、ドットコン+が合うかどうかを含めてご提案します。

出典・参考

掲載写真はDotcon+公式サイト(https://dotcon.com/concept-dotcon-plus/)より引用しています。写真の著作権は同サイトの権利者に帰属します。100kN・厚さ100mm・150mm相当の支持性能といった製品仕様および性能値は、同サイトの公表値に基づきます。仕様・価格の最新情報は公式サイトをご確認ください。本記事の解説は、正規パートナー施工店であるTakezo Farmの施工上の見解を含みます。