お庭リフォーム 事例009
今回のご依頼内容は大きくまとめてこの5点でした。
・家族の車が増えるため、駐車スペースを広げたい
・コンクリート舗装だけの殺風景な外構にはしたくない
・玄関までのアプローチを使いやすく、おしゃれにしたい
・草花を楽しめる花壇をつくりたい
・既存の月桂樹を活かせるか相談したい
どのようなご提案で温かみのある外構が完成したのか、ご紹介していきます。
駐車スペースを確保しながら、やわらかな印象の外構に
家族の車が増えることをきっかけに、お庭の一部を駐車スペースへとつくり変えることになりました。
駐車場は使いやすさを優先しながらも、全面をコンクリートで舗装すると無機質で寂しい印象になってしまいます。
そこで、玄関へと続くアプローチや花壇を組み合わせ、駐車スペースを広げながらも、住まいに温かみを添える外構をご提案しました。
曲線のアプローチで、歩きやすく心地よい玄関まわりに
Before

以前のアプローチは、道路からすぐに階段があり、直線的なデザインでした。
1段目と2段目で段差の高さも異なっていたため、足元を気にしながら歩く必要がありました。
After

今回は階段をなくし、玄関までをなだらかにつなぐスロープに。
足元を気にせず歩けるため、毎日の出入りがより快適になりました。
アプローチは直線ではなく、やわらかな曲線を描くデザインに。
動きのあるラインが玄関まわりにやさしい印象を与え、道路から玄関へと自然に導いてくれます。
草花の変化を楽しめるレンガの花壇
アプローチの両側には、レンガ積みの花壇を設けました。
玄関へ向かうたびに草花の成長や季節の移ろいを感じられるため、毎日のアプローチが少し楽しみになる空間です。
花壇の草花と天然芝が、外構全体にやわらかな彩りを添え、四季のガーデニングを楽しめるお庭になりました。


レンガにはヴィンテージ感のあるデザインを選び、アプローチの石畳風の敷材と組み合わせています。
アンティークのような温かみが生まれ、駐車スペースを広げながらも、どこかやさしく落ち着いた雰囲気に仕上がりました。
月桂樹を活かした、印象に残るアプローチ
玄関前にあった月桂樹は、撤去するか残すかを検討したポイントのひとつでした。
Before

After

使いやすさやデザインとのバランスを考えながら、今回は既存の木を活かすことをご提案。
月桂樹があることでアプローチに自然な立体感が生まれ、今回のやわらかな曲線デザインともよく馴染む空間になりました。
天気の良い日には、月桂樹の木陰が心地よく、お庭の雰囲気をより豊かにしてくれます。
見えない部分にも、安心して使うための工夫
工事中にしか見ることのできない部分にも、しっかりと工夫をしています。

車が通る場所の敷材は、重さによって沈んでしまわないよう、下地にコンクリートを施工して強度を確保。
見た目のデザインだけでなく、毎日安心して使い続けられることも大切にしています。
また、玄関ポーチの段差が大きい階段には手すりを設置。
上り下りをサポートし、ご家族皆さまが安心して使える玄関まわりに整えました。

さらに、天然木のような表情を持つコンクリート製の枕木をアクセントとして取り入れています。
小さなポイントですが、空間にナチュラルな雰囲気を加え、全体のデザインをやさしくまとめてくれます。

最後に
駐車スペースを広げるという実用的なご要望に、歩きやすいアプローチ、草花を楽しめる花壇、既存の月桂樹を組み合わせることで、機能性とデザイン性を両立した外構が完成しました。
Before

After

車が増えても使いやすく、毎日の出入りでは植物や素材の表情を楽しめる。
ご家族の暮らしに寄り添いながら、これからも少しずつ育っていく外構空間となりました。
