こんにちは!なっちゃんです♪(*´ω`*)
今回もやってまいりました。ブログのお時間です(*‘∀‘)
前回のブログはコチラから!是非読んでくださいね~~♪
さてさて、今回は何を紹介しようかしら、と考えに考えて最近読んだこちらの本をご紹介しようと思います。
『信仰』/出版元:文藝春秋 村田紗耶香著
引用:版元ドットコム
村田さんの本は、「コンビニ人間」以来だったのでわくわくしながら読みました。
(ちなみにコンビニ人間も是非読んでみてください。普通ってなんだろ~って感じになります。さらっと読めますが、内容は重いです)
今回のこのお話も、村田さんワールド前回のディストピアっぽいお話ばかりでぐさっときます。
短編集となっているのですが、特に最初のお話は「うわっ」って感じです(いい意味で、ですよ~~!)
ネタばれ控えながら話すと、なかなか話せないですね(;’∀’)
「原価いくら?」が口癖の超合理主義の主人公。昔はしっかりしてるね、と微笑まれたのにいつの間にか周りから人が居なくなっていた。
「あなたと話していると、楽しい思いもすべて台無しにされる」
そんな主人公は、何かを信じてみたかった。自分の周りに居るその子達のように夢を見て騙されてみたかった。
そして、「私を騙して」とお願いしたのは、これからカルト商法で人を騙そうとしてるかつての同級生。
しかし同級生的にはこの「カルト」商法である宗教を“本物”にするつもりの様です。
さー、ラストはこっわい、こっわい。
他の短編もウッ!っと言ってしまいそうなお話ばかりです。夏子ABCDの話とか……。自分のクローンが作れたらどうします?
そんな感じの村田さんの短編集、是非気になった方は読んでみてください~!!