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お庭作りで失敗しないために知っておくべき3つのポイントその3

前回はお庭造りで大切なポイントの一つは「機能性」だとお伝えしました。
そもそも、お庭の製品にはどんな機能があるのかを知らないと、
解消したい不便を本当に解決してくれるのか、
解決に最適な選択をしているのか、分かるはずもありません。

製品の「機能性」を知るには、スタッフから聞き出すことが
一番だとお伝えしました。
もしかしたら、あなたの不便を解消するアイテムは、
他にあるかもしれません。
ご自身の知識だけでなく、専門店スタッフの知識をふんだんに利用して
「機能性」と「価格」とを考慮した最適な選択をすることを
お勧めいたしました。

それでは、「機能性」だけ気を付けていれば、それでいいのでしょうか。
いえ、それだけでは不十分です。
何が不十分なのか。
それが、知っておくべきポイントの2つ目「デザイン性」を知ることです。

「デザイン性」というと、色や形といった見た目の優劣を意味しますが、
お庭にとって「機能性」と並んで大切な要素となります。

同じくカーポートの例で言いますと、
車を運転していても、様々なカーポートの形と色があるのが分かりますよね。
各種メーカーのカタログを見ると、
デザインの違いが分かりやすく見ることができます。
カーポートを取り付けることで、不便が解消されたとしても、
カーポートが家のデザインとかけ離れていて、
非常に浮いて見えることがよくあります。
それは、カーポートだけを考えて選択しているからです。

カーポートは基本的に家の近くに取り付けます。
必ず、見るときに家と一緒に目に入りますよね。
だからこそ、カーポートも家の一部だと思って選ばなければいけません。
まるで、家の屋根の色を選ぶように、
カーポートの形と色も選ばなければいけないのです。
そう、あなたが靴やバックを選ぶときに服の色と合わせるように!

いくつか選び方のアドバイスを具体的にしますと、
先ず、形は大きく分けて2つ。カーポートの屋根が平らな直線タイプと、
山なりに曲がっている曲線タイプがあります。
陸屋根や片流れのような直線ですっきりした形の家には、
平らなカーポートが合いやすいです。
逆に、切妻や寄棟のような形には曲線タイプが合いやすいです。
また、外壁がモノトーンでシンプルな場合は直線タイプが合います。
逆に、暖色の外壁やヨーロッパ瓦の屋根には曲線タイプが合います。

もちろん、好みに大きく左右されますので、
必ずしも家とあっていないといけないというわけではありません。
しかし、知っていて決めるのと、何もわからず決めるのとでは、全く違います。
お庭は家と同じく長年使っていくものです。
毎日毎日見るものですし、人生の大半を過ごすところです。
時には友達や大切な人を招くなど、人生を楽しく過ごす場所でもあります。
だからこそ、納得して選択した上での決断をお勧めします。

とはいえ、「デザイン性」を熟知するなんて時間をかけてはいられませんよね。
専門店スタッフの意見を聞いても、にわかに分かりにくいこともあります。
何しろ、ほとんどの方が初めての購入なのですから。

そんなときのために、専門店にはいいものがあります。
それは、CADとよばれるパソコンソフトです。
これを使えば、あなたの家の写真にカーポートが合成されます。
ほぼ、実物と同じように色合いや形を見比べることができます。
カーポートだけでなく、フェンスなど様々な製品が合成できます。

最近では、ほとんどの専門店が無料で合成してくれますので、
使わない手はありませんね。

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