森林の土壌はまるで「雷おこし」のように、大小の土壌粒がくっつき合って出来ていることを前回お伝えしました。
植物にとって「雷おこし」土壌は最高の環境であることも合わせてお伝えしました。
だからこそ、森林の植物は天然の雨だけですくすく育っているのわけですね。
それでは、どうやったら「雷おこし土壌」は作れるのでしょうか?
まずは、「雷おこし土壌」の構造はどうやって作られているのか考えてみましょう。
大小の土壌が「のり」のようなものでくっ付けられていますが、実はこの「のり」の正体は、土壌微生物が生命活動で出された粘液のようなものなのです~。
土壌微生物は有機物を分解する微生物ですね。
菌類と言った方が分かりやすいかもしれません。
古い木材を剥いだら、白い糸状のものがついて腐っている途中だったり、なんてものを見たことありませんか?
その行く先は「雷おこし」土壌だったんですね〜。
ということは、わが家にも土壌微生物を沢山混ぜればいいわけですよね。
きっと山に行けば、あちこちにいるんでしょうね。
網ですくったら軽く1億匹くらい取れるんではないでしょうか!?
数え方は匹ではないような気はしますが・・・
しかし、土壌微生物も腹が減っては戦はできません~
食べ物が必要なんですね。
それが、落ち葉や動物の動物の死がいなど、山に豊富にあるものなんですね。
という訳で、土壌微生物に是非食料を提供してあげましょう。
そういう作業を専門用語で「施肥(せひ)」といいます。
おって、先ほどの微生物集めて庭にまくのは冗談ですよ。
勝手に山から土持って帰ると叱られますからね〜。
施肥をすると沢山微生物は発生しますから大丈夫です。。。
次回は、施肥について整理してみましょう。