庭木選びで失敗しないために知っておくべきポイントの2つ目として、風の影響を説明しています。
冬期の西風が厳禁な庭木として、出雲地方で生垣によく使われている「ベニカナメモチ」があります。
ひとによっては、「アカメ」と呼ばれていたり、別名「レッドロビン」とも呼ばれます。
正式には「西洋ベニカナメモチ」といいます。
そっくりな庭木で「本カナメモチ」がありますが、古くから使われているのはこちらのほうですね。
なんとなく、名前からして分かりますが・・・・。
今回はカッコいいので「レッドロビン」と呼びましょうか。
春には新芽が真赤になり、真赤な生垣があちらこちらに見られます。
あれが「レッドロビン」です。
ちょっと近所を見渡すと、大体見える範囲にあると思います。
それくらい一時期はやった生垣ですね。
「レッドロビン」は非常に強いというイメージをお持ちの方も多いですが、実はそうでもありません。
よく見ると、西風が吹き抜ける場所は生長が極端に悪くなっています。
また、北側の日陰にあるところも生長が悪いですね。
ということは、日陰で西風があたると泣きっ面に蜂状態です。
その場所だといくら水を与えようと、肥料を与えようと、良くなりません。
ヒーロー「レッドロビン」にも弱点があるわけですね。
次回は「庭木選びで失敗しないために知っておくべき3つのポイント」ポイント3大切なのは見えないとこ
をお伝えします。