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こんにちは~~!なっちゃんです。
最近全然本を読めていなくて、あれ~なんで~という状態に陥っています。
一日の時間は限られていますし、自分が何を優先してどれを削るのか考えて行動しないと
ついつい簡単に楽な方楽な方へと流されてしまいますね。
本に限ったことではないんですが、私生活の方で必要な書類を書くのを
ついつい後回しにして、あっという間に数週間とかざらにあります…。改善せねば。
さてさて、今回のお話の紹介をしていこうとおもいます。
今回の紹介はこれ~~!
四畳半神話大系/森見登美彦 著
小説は普段読まない!という方も、もしかしたら聞いたことのある作者の方ではないのかな、と思われる森見さん。
私が高校生の頃だったかに森見さんの作品の一つでもある「夜は短し歩けよ乙女」が流行っていた気がします!
今回ご紹介する四畳半もですが、他の作品もアニメ化、映画化されています。
まだご紹介していませんが、森見さんの作品は「有頂天家族」が私は大好きです(*’ω’*)
あらすじ
私は冴えない大学3回生。バラ色のキャンパスライフを想像していたのに、現実はほど遠い。悪友の小津には振り回され、謎の自由人・樋口師匠には無理な要求をされ、孤高の乙女・明石さんとは、なかなかお近づきになれない。いっそのこと、ぴかぴかの1回生に戻って大学生活をやり直したい!さ迷い込んだ4つの並行世界で繰り広げられる、滅法おかしくて、ちょっぴりほろ苦い青春ストーリー。
主人公の「私」の語り口が軽快で面白いんです。森見節炸裂。皮肉と比喩の表現が読んでいて痛快です。
バラ色のキャンパスライフを送ると思っていたのに、私の選択はどこで間違えたのだ!と
異なる選択をした世界でも大体同じ人間と関わることになって、似たような状態に陥る「私」が面白おかしいです。
特に、悪友の小津。「運命の黒い糸」で結ばれていると言う小津の言う通り、どのお話でも「私」の近くにいて
「私」をダメにする存在で、諸悪の根源は大体小津。でも憎めないキャラクターなんですよね。人の懐に入り込むのが上手い。
森見さんのお話は京都を舞台にしたお話が多く、このお話も京都が舞台となっています。
京都の街並みをイメージしながら読めば臨場感が味わえますよ~~!
ではでは、これにて。なっちゃんでした~!